【変わり種】可能性が広がる流木拾いの活用方法とは？原価は驚きのタダ？

今回はこのような疑問を解決する記事を解説する。

この記事を読んでいただければ流木拾いについて分かり、副業として稼ぐための方法を理解できる。

そもそも副業をしてみたいと思った人はプログラミングやハンドメイド、せどりなどの物販などからはじめてみようと思うはずだ。

流木拾いからはじめてみようと思う方はごく少数派である。

しかし今回の記事を読んだら価値観が変わるかもしれない。

もちろん、流木が手に入りやすい海や川が近くにないと厳しかったり、物理的な距離感がネックに感じる人もいるはず。

それでも一度読んでみてほしい。

なぜなら副業で稼ぐ方法にはさまざまな方法があるからだ。

メジャーからマイナーな副業の方法まで知った上で、競争相手の少ない流木拾いはチャンスといえるかもしれない。

それでは早速本題に入ろう。

そもそも流木とは

そもそも流木とは海や河川の流れ込んだ樹木がバラバラになった一部分をさす。

河川での発生原因は台風などの影響からくる土砂崩れなど、山間部で発生した豪雨などで地盤が緩み、斜面が削れる場合が多い。

海では漂流物として波に揉まれ砂浜やテトラポットに絡まれたり、河川から流れてきたり、夏場の海水浴などで見かける場合があるだろう。

流木は自然現象で発生し、海や河川など至る場所で発見できる。

しかし流木をそのまま放置しておくと被害が出る恐れもある。

たとえば、河川などで流木を放置しておくと天然のダムを作り土石流となる恐れがある。

海に流れ出ると漁網に絡まり被害が発生する場合も。

そのため、自治体などが流木を処分したり、ダムでは流木被害が発生する前に無料で配布していたりする。

案外至る所で入手できるのである。

そして原価は驚きのタダだ。

自分自身の労働力は必要になるが、原価はかからないのはとても魅力的だと思う。

売れば売れるだけ利益が増える副業はあるにはあるが、難しいスキルや、経験が必要な場面が多い。

流木拾いのように、作業をこなせばこなすだけ利益が増えるのはうれしい限りだ。

流木の拾える場所とは

流木を拾える場所は、上記で解説したようにさまざまな場所で手に入る。

一つずつ解説していこう。

①海

海では１年中流木が流れ着いている。

実は近くの山で倒壊した樹木が河川を通って海に流れ着いたものが多い。

海での流木は海水を多く含んでいるので、塩抜きやアク抜きなど下処理工程に時間がかかることがある。

しかし波に揉まれた流木は世界でひとつだけのオリジナル性があり、形も丸みを帯びていたり味わいが深い。

穴が空いていたり、流木の中までグチュグチュで柔らかい流木は腐っているものが多いので拾うのは控えるべき。

芯が硬そうな流木を選ぼう。

また同じ場所に必ず見つかるとは限らないので砂浜を歩き続ける必要がある。

※海での危険な行為で、テトラポットの隙間に潜ったり、波が荒い日の流木拾いは巻き込まれる危険性があるので絶対にやめよう。

②河川

河川では山から流れついた流木が湾曲した場所に集まりやすい。

流木が流れ着く場所が分かれば、比較的簡単に集めやすいのが魅力的だ。

海に比べて海水を含まない分、下処理も楽なのも初心者向けといえる。

山の天気は荒れやすいが、荒れた天気の後に流木がまとまって流れ着いていることが多い。

※危険な行為を助長するつもりはないので、水位が高い川の近くには近づかないこと。

また土砂崩れが発生するかもしれないと常に考え、危なくない行動を心がけよう。

③ダム

台風などの大雨の影響で、ダム内に流木が流れ着くことがある。

ダムの水位が上昇すると放流する仕組みになっているが、放流の障害となる恐れがあるので流木を除去しなければならない。

ダム側もコストをかけないような工夫と努力をしている。

ダム内に流木を堰き止めるような網場を作り、船で流木を1箇所に集めて機械で引き上げている。

ダムによって流木を無料で配布する時期があるので、近くのダムをネットで調べてみよう。

ダムによっては事前に流木を乾燥させている場合もあるため、海や河川で採取する方法に比べ下処理も楽になりやすい。

ただ年間に配る時期は1〜2回ほどだったり、予定が立っていないこともあるので、頻繁にチェックしよう。

流木の活用方法3選

ここからは流木を拾ったあとの加工方法を紹介する。

拾った流木はそのままでは売ることができない。

なぜなら汚れがついていたり、アク抜きが必要だからだ。

活用方法と下処理の方法も一緒に説明しよう。

流木の活用方法①アクアリウム

インターネットで流木と検索するとアクアリウムが真っ先にヒットするだろう。

流木は魚たちの隠れ家にもなるし、水槽内の魅力を引き立てる重要なアイテムだからである。

ただアクアリウム用の流木を作るためには時間と手間がかかる。

流木にはフミン酸・フルボ酸の腐植酸とよばれる成分を取り除くアク抜きが必要である。

アク抜きが不十分だと、水槽内に茶色のアクが滲み出て水が汚れてしまい水草に光が入らず枯れてしまう原因にもなる場合も。

また流木自体に寄生虫や雑菌が付いている恐れもありカビの原因にもなる。

アクアリウムでは木の種類や産地より、流木の形状で善し悪しが判断されることが多く、売れる値段の幅も大きいのが特徴だ。

メルカリや個人サイトで販売されるが形が独特でかっこよければ値段設定を高くしても売れたりする。

単純に細長い形状の流木より、四方に木が散らばっているような形や、絡み合っている形が人気が高い傾向にある。

アク抜きの方法には以下の種類がある。

1.水に漬ける

流木の表面の汚れを落とし、バケツや発泡スチロールなどの容器に水を張り、重石を乗せて漬ける。

そうすると水が汚れてくる。

1週間〜2週間おきに水を入れ替え、だいたい1ヶ月ほどでアク抜きが完了する。

2.煮沸する

鍋に流木を入れ、沸騰させる。

水が蒸発したり、水が濁ってきたら入れ替え1時間ほどでアク抜きが完了する。

その後一晩水に浸けて冷ましてから使用しよう。

3.アク抜き材を使用する

バケツや発生スチロールなどの容器に水を貼り流木とアク抜き材を入れる。

水を1日単位で入れ替えつづけ、色が出なくなるまで2週間待つ。

上記のいずれの方法でもアク抜きが不十分な場合もあるので、試行錯誤しつつ、さまざま　な方法を併用しよう。

また天日干しをしっかり乾燥させることが重要だ。

流木の活用方法②流木アート

流木の活用方法2つ目が流木を使ったアートである。

世界で一つだけの流木の形状を利用してさまざまな形が表現できる。

作り手の腕次第で良くも悪くも売れる可能性が広がるのが特徴的だ。

たとえば、流木で動物を表現したり、ガラスや鉄などの違う素材を組み合わせる表現方法などが存在する。

元々のセンスも相まって何倍にも稼ぐ力が伸ばせ、ブルーオーシャンを一から築ける未来も見えるだろう。

しかし何もできない状態からはじめるには難しく、初心者にはおすすめできない。

下処理の方法はアクアリウムの項目を参考にしてほしい。

流木の活用方法③インテリア

3つ目がインテリアとしての活用法だ。

流木自体の素材が良ければ部屋に置くだけでインテリアとしての存在感を示せる。

玄関に飾られている鹿の頭のイメージだ。

フックやネジなどの簡単な加工をするだけで帽子や上着をかけれたり、時計やシャンデリアも作成できる。

そのほかにも、流木オブジェやランプシェードなども作れるが高度になればなるほど時間と手間がかかる。

自分のセンスに自信がある方には最適な稼ぎ方だ。

流木は副業として稼げるのか？

先ほどは流木の活用方法を解説した。

流木で稼ぐためには、やはりアクアリウム用としてネット販売していくのが1番堅い方法である。

理由としてアクアリウム用なら下処理やアク抜きを行うだけで販売できる点が挙げられる。

流木アートとインテリアでは下処理した後にさらに加工をするので、コストや手間がかかり収入となるまでに時間がかかる。

また売れる商品が確実に作れるかは個人のセンスにもよるので、収入の柱が安定していて時間に余裕がある人が挑戦するならいいと思う。

そのため流木拾いを副業として試してみたい初心者には、アクアリウム用の流木からはじめてみるのが断然おすすめだ。

メルカリやヤフオクなどのフリマアプリが最適で相性もいい。下記の売買履歴からみてもなかなかの額で取引されているのがわかる。また、メルカリについてはハンガーなどに加工をしたハンドメイド品がよく売れる傾向にある。

【副業】可能性が広がる流木拾いの活用方法とは？原価は驚きのタダ？　まとめ

今回は以下の見出しで解説した。

稼ぐための最大のポイントは流木を売るために一番重要なことは下処理に時間と手間をかけることだ。

アク抜きや不十分だったり、腐っていたらリピーターが増えるどころか誰も購入してくれなくなる。

そのような事態を避けるため下処理に拘ってほしい。

そして珍しい形状の流木を見つけられるように目利き力をつけよう。

細長い木や、よくある形状をたくさん集めてもあまり稼げず、作用時間だけ嵩むだけだ。

作業量と収入が比例して伸びていくには根気が必要不可欠である。

また、海岸で流木拾いをするのであれば、同時に以前紹介した龍涎香（りゅうぜんこう）探しも同時に行い、一攫千金を夢見るのもよいだろう。

ここまで読んだら是非ともチャレンジしてほしい。