治験モニターとは?
治験モニターとは何をする仕事か?簡単に言えば新薬を試される人になる仕事だ。
もちろん人に投与する前には長い年月をかけて、動物実験やさまざまな試験を行い、限りなく安全性を高めてから初めて人体への投与となる。
しかしやはり、新しい薬を投薬されるのは不安が残る。誰だってそうだろう。
だが、過去に治験モニターに参加した人は、『体には何の変化もない』、『こんなにおいしいバイトはない』と口をそろえて言うのだという。
なぜなら、治験モニターの対象となる人は、特に重篤な病気でもなく健康な人を対象とする場合がほとんどで、強い薬を使うということもほとんどない。中には健康食品の案件や、女性の場合化粧品を扱う案件もある。
それでもやっぱり心配だという方は登録だけ済まし、一度説明会に参加してみよう。
説明を聞いて大丈夫そうだと確認ができてから、モニターになることを決めればよいだろう。
逆に、説明を聞いても不安が残るというならば、その場で辞退することも全く問題ない。
治験モニターは超高額報酬
では、いったいどれぐらいもらえるのか?
相場は一回の通院の場合は約1万円、一泊の入院の場合約2万円となっている。
通院回数や拘束期間によって報酬はさまざまで、1ヶ月以上の入院が必要な治験の場合高いものだと100万円近くもらえるものもある。
サラリーマンの方は長期の入院は厳しいと思うが、休職中の方が次の仕事を見つけるまでの間や、脱サラして開業資金を貯めたい方、フリーターの方などは時間が有り余っているはずなので十分に参加のチャンスはあるだろう。
治験モニターに選ばれるまでの流れ
では治験モニターになるにはどのような手順が必要なのだろうか。
順を追って説明していこう。
1.治験モニターサイトに登録する
私たち一般人が治験モニターに参加するにはまず治験モニターを専門的に取り扱っているサイトから会員登録するのが一番安全で、簡単な方法だ。
多くの治験募集サイトがあるが、ここで紹介するのは大手のサイトばかりなので以下のいずれかから登録すればまず問題はないだろう。
※登録しただけで治験モニターに選ばれることはないので安心してほしい。
治験情報V-NET
治験参加率業界No.1を誇り、治験界のパイオニアともいえるV-NET。案件が探しやすく、使いやすい。
JCVN
こちらは登録者数でNo.1を誇るサイトだ。扱う案件も多様にわたり、V-NETで自分に合った治験がなかった場合でもJCVNなら見つかるかもしれない。
2.参加希望の手続きを行う
治験モニターサイトの登録が済んだら、次は自分の希望条件にあった治験内容を探し、参加希望の手続きをしよう。
参加希望を出した人の中から、年齢や性別、体質、地域などの条件が合えば治験モニター候補に選ばれることとなる。
3.事前検査
治験モニター候補に選ばれた方は実際に治験が行われる病院等の施設へ出向き、本人確認、治験についての細かい説明(薬の内容、権利、謝礼、保障など)を受け承諾書にサインをし、その後事前検査を受ける。
事前検査とは健康診断のようなもので、身長・体重測定、血液検査、尿検査、医師の問診、心電図などだ。
ここで問題がなければ治験モニターとして選ばれるわけだが、健康状態に問題がある場合は残念ながら参加することができない。
しかし、ここで選ばれなくともいくらかの謝礼金(1万円程度)をもらえる場合もある。
治験モニターに選ばれたら
無事に治験モニターに選ばれたら、指示に従い、指定の日時に通院したり入院をする。
入院の場合は予め入院グッズを用意しておくとよいだろう。
必要なものは着替えや洗面用具ぐらいだが、採血の時間や食事の時間、投薬の時間など以外の大半は自由時間となるため、暇つぶしができるものを用意しておくことをオススメする。
例えば携帯ゲーム機や本、マンガ(マンガは病院に置いてある場合もあるが)、仕事をする場合はノートPC、資格取得のための勉強などもよいだろう。
これで1泊2日もすれば2万~4万ほどの報酬が支払われる。
興味がある方はまずは登録だけでもいかがだろうか。
※治験参加にはリスクが伴うことを十分に理解したうえで参加してほしい
簡単度★★☆☆☆
儲かる度★★★★☆
コメント