放置形ビジネスの代表格とも言える自動販売機ビジネスだが、実は個人で購入、設置ができるのをご存知だろうか。
さらに、飲料であれば市区町村への許可申請などわずらわしいことも一切必要ない(食料品の自販機などは許可が必要な場合もある)
今回は自販機設置での稼ぎ方、どれくらい儲かるのかを紹介していく。
自販機の手に入れ方
まず自販機はどこで買えるのだろうか。
これは「自販機 販売」などで検索すると購入サイトがいくらでも出てくる。
新品の自販機だと100万円近くするものもあるが、中古自販機なら20万~30万ほどで購入できる。
さらにヤフオクで検索してみると…
しかしヤフオクなど個人売買での購入となると専門業者に依頼するなら別だが、設置は自分で行わなければならない。
そのような知識がなければ素直に自販機業者から購入するのが賢いといえる。
設置中に自販機を倒してしまい…なんてことも考えられるからだ。
設置場所
設置する場所だが、自宅の前が学校や、駅までの通り道など人通りの多い道ならば問題ないが、極端に人通りが少ない(行き止まりがある道など)所に設置しても売上げは見込めない。
そういった場合、ここなら売れる!という場所を見つけたらその場所の地主と交渉してみよう。
設置料として月に1~2万を払うか、売上げの何%を渡すという契約を交わせば了承してくれる場合がある。
ちなみに人通りの多い場所での売上げは月に20万~30万円以上になることもある。
そんな自販機を何台か所有すれば…と考えると夢は膨らむばかりだ。
飲料の仕入れ
さて、自販機の設置のめどが立てば次は飲料の仕入れが必要だ。
こちらも「ドリンク 激安」で検索すれば一本あたり39円や安いものなら29円といった商品がいくらでも出てくるが、あまりマイナーな飲み物では売れ残りが心配されるので、自分でこれは売れそうだというものだけを仕入れていこう。
そうでなければ、賞味期限が近づいた飲みたくもないドリンクを毎日飲む…という羽目になる。
値段設定にもよるが大体1本あたり40円~60円の利益が出るぐらいが理想だ。
仕入れに関しては近所の安売りでケース買いしてもいいだろうし、卸をしている知り合いなどがいればより安く仕入れることも可能である。
必要なのは売れ残さないラインナップと値段設定だ。
ただ、コカコーラやサントリーの自販機でない個人自販機の場合ほとんど値段設定は100円(ペットボトル130円)にしているところが多い。
値段設定に関してはあまり欲張らないほうがいいだろう。
自販機の電気代
もうひとつ気になるところは、24時間年中無休の自動販売機だが電気代はいくらぐらいになるのだろうか。
これは自販機の大きさにもよるが大体4,000円~7,000円ぐらいと考えてよいだろう。
きちんと商品の補充を行い、売れるラインナップ、場所であれば気にするほどでもない金額だ。
最後に
飲料の補充をするのが少し手間ではあるが、設置場所があるならやってみようと思えるビジネスである。
初期投資も少なくはじめられるので副業としては十分にオススメできる。
補充が面倒という人は、ベンダーに場所を貸してマージンを得るという方法もあるが、これだと一本あたり20円程度の利益しか出ないので、自分でやったほうが断然稼げるということだけは言っておく。
簡単度:★★★☆☆
稼げる度:★★★☆☆
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